
台中で必ず訪れたいティールーム - 兆兆茶苑
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台湾で訪れたいモダンなティーサロン、今回ご紹介したいのは台湾中部・台中にある兆兆茶苑です。店主は南投にある茶農家の二代目で、「もっと気軽にお茶を楽しんでもらいたい」という想いから、2019年に台中のリノベーションスポット・審計新村の近くに兆兆茶苑をオープンしました。
スタイリッシュな店内デザイン
店内は灰色を基調としたシンプルな作りで、とてもスタイリッシュ。窓の外には竹が生え、床に直接座るスペースもあり、どこを切り取っても写真映えするインテリアです。どことなく日本の茶室のような雰囲気を感じたので調べてみると、2020年にGood Design賞や日本空間デザイン賞を受賞していました。日本の「侘び寂び」の美意識を感じさせる空間は、どこか懐かしさや親近感を抱かせてくれます。


お茶と焙煎の香りに包まれる空間
お店に入るとすぐにカウンターがあり、奥ではお茶の焙煎も行われています。店内に足を踏み入れた瞬間、ふわっと広がる香ばしい香りがたまらない心地よさ。焙煎の様子はタイミングが合えば実際に見ることもできます。
台湾茶が揃う充実のメニュー

メニューには台湾の烏龍茶、白茶、紅茶、緑茶がずらり。セットにはお茶請けがついており、店員さんに尋ねれば、各お茶の特徴について丁寧に説明してくれます。お茶請けには、スイートポテトのお茶菓子や緑豆ケーキ、胡麻の餅などが用意されていました。写真のメニューは2024年時点でのものです。

お茶を心ゆくまで堪能できるサービス
兆兆茶苑では1人につき1セットの注文が必須ですが、お湯のおかわりは自由。お茶の味わいが続く限り、何煎でもじっくり楽しむことができます。

また、店内にはお土産コーナーもあり、茶葉だけでなく茶器の購入も可能。こだわりのアイテムが揃っているので、自宅でのティータイムを充実させたい方にもおすすめです。
モダンなティーサロンが人気の台湾
近年、台湾では伝統的な茶館とは異なる、モダンでスタイリッシュなティーサロンが静かに人気を集めています。落ち着いた雰囲気の中で上質な茶葉を味わうことが、一種のラグジュアリーな体験として楽しまれているのです。
台中を訪れた際は、ぜひ兆兆茶苑で台湾茶の魅力を堪能してみてはいかがでしょうか?
アクセス| 台鉄「台中」駅から車で15分弱。